東京女子大学について
東京女子大学は、日本の私立大学で、1918年に創立された。1948年に大学として設置された。この大学は、スコットランドで開催されたキリスト教世界宣教大会における決議に基づき、北米のプロテスタント諸教派による援助を受けて開設された。大学本部は、東京都杉並区善福寺2丁目6-1にある。
東京女子大学の歴史
東京女子大学は、北米のプロテスタント諸教派からの援助を受け、1918年に東京府豊多摩郡淀橋町に開学した。初代学長は新渡戸稲造で、同年、東洋英和女学校高等科が合併した。1920年には女子学院高等科が合併、1923年には安井てつが2代目の学長に就任した。同年、東京市豊多摩郡井荻村(現在の杉並区善福寺)へ移転した。1948年に新制東京女子大学が発足し、文学部(哲学科、国文学科、英文学科)を設置、1950年には社会科学科を増設し、短期大学部(英語科、国語科、数理科、体育科)を併置した。1954年には文学部に心理学科を増設、短期大学部の数理科を3年制に変更し、比較文化研究所を設立した。1961年には文学部を改組し、文理学部(哲学科、日本文学科、英米文学科、史学科、社会学科、心理学科、数理学科)を設置し、短期大学部の国語科、数理科、体育科を募集停止した。1966年には短期大学部を三鷹市牟礼へ移転し、教養科を増設。1971年には大学院文学研究科(日本文学専攻、英米文学専攻)修士課程を設置し、1975年には哲学専攻を増設した。1976年には史学専攻を増設し、1988年には東京女子大学短期大学部を改組し、現代文化学部(コミュニケーション学科、地域文化学科、言語文化学科)を設置した。1990年には女性学研究所を設立し、1992年には短期大学部を廃止した。1993年には大学院文学研究科に社会学専攻、心理学専攻を増設し、大学院現代文化研究科(現代文化専攻)修士課程を設置した。2005年に大学院人間科学研究科の博士後期課程を設置し、2009年には2つの学部を統合して現代教養学部を設立しました。その後、大学院人間科学研究科の博士前期課程を設置し、大学院文学研究科修士課程や現代文化学部を廃止しました。2018年には、創立100周年を迎え、現代教養学部を再編して、国際英語学科や心理・コミュニケーション学科を新設しました。
東京女子大学の教育方針
東京女子大学は、1918年に北米プロテスタント6教派の援助を得て、「キリスト教の精神をもって人格形成の基礎とし、リベラル・アーツを柱とする女子高等教育を行う」という建学の精神に基づき、私立リベラル・アーツ・カレッジとして創立されました。学校法人東京女子大学寄附行為により、「教育基本法及び学校教育法に従い、女子高等教育を行うことを目的とすること」、「キリスト教の精神をもって、人格形成の基礎とする」ことが定められています。
東京女子大学は、キリスト教の精神を教育の根本方針とし、女性に高度の教養を授け、専門の学術を教授研究し、真理と平和を愛し人類の福祉に貢献する人物を養成することを理念・目的としています。本学は、この理念・目的に基づいたリベラル・アーツ教育を提供しており、学生一人ひとりを大切に育て、グローバル化・情報化・多様化する社会に貢献できる女性の育成を目指しています。2018年には創立100周年を迎え、次の100年に向けた一歩を踏み出しています。
東京女子大学のキャンパス一覧
杉並(東京都杉並区)
東京女子大学の学部学科一覧
現代教養学部
国際英語学科
└国際英語専攻
人文学科
└哲学専攻
└日本文学専攻
└歴史文化専攻
国際社会学科
└国際関係専攻
└経済学専攻
└社会学専攻
└コミュニティ構想専攻
心理・コミュニケーション学科
└心理学専攻
└コミュニケーション専攻
数理科学科
└数学専攻
└情報理学専攻
東京女子大学の体育会一覧
・合気道部
・剣道部
・硬式庭球部
・ソフトテニス部
・バドミントン部
・フィールドホッケー部
・ラクロス部
・バスケットボール部
・バレーボール部
・ワンダーフォーゲル部
・競技ダンス部