北陸先端科学技術大学院大学について
北陸先端科学技術大学院大学（JAIST）は、日本の国立大学で、石川県能美市に本部を置いています。1990年に開学し、日本で最初の先端科学技術大学院大学として設立されました。JAISTは産官学連携を通じて高度な科学技術の研究開発を行っています。JAISTの情報環境は充実しており、インターネットの中核を担う独自の学内情報ネットワークやスーパーコンピュータが整備されています。学内の施設や設備は24時間365日利用可能であり、学生の自主的な活動を支援しています。さらに、学生個人用のFTPアカウントを提供し、学生の活動をWebサイトで公開することもできます。JAIST石川キャンパスは能美市の丘陵地に位置しており、冬季には積雪が70cm以上になることもあります。そのため、積雪が多い場合には講義が休講になることや交通機関の運行が停止することがあります。また、品川区にもサテライトキャンパスがあり、社会人学生向けの講義やイベントが頻繁に開催されています。JAISTでは、学生に対してコースワーク重視のカリキュラムを提供しています。講義は4期制で行われ、修士論文や博士論文の他にも副テーマの研究が義務付けられています。JAISTは知名度向上と地域貢献のために、大学院説明会やサイエンス・フェスティバルなどのイベントを積極的に開催しています。また、sourceforge.netにおいてミラーサーバを提供しています。JAISTは先端科学技術の研究と教育において重要な役割を果たしており、北陸地域の中核的な教育研究機関として活動しています。
北陸先端科学技術大学院大学の歴史
1987年5月、文部省に先端科学技術大学院構想調査に関する調査研究協力者会議が設置されました。その後、1988年4月に東京工業大学に先端科学技術大学院準備調査室・委員会が設置され、1989年5月に東京工業大学に先端科学技術大学院（石川）創設準備室・委員会が設置されました。1990年6月には北陸先端科学技術大学院大学の創設準備が始まり、同年10月に開学しました。その後、さまざまな研究科やセンターが設置され、研究や教育の充実が図られています。例えば、材料科学研究科や情報科学研究科などが設置され、さらには先端科学技術研究調査センターや知識科学教育研究センターなども設立されました。さらに、産学官連携や国際連携の推進も行われています。現在はデジタル化支援センターや超越バイオ医工学研究拠点などが設置され、さまざまな研究分野で活躍しています。
北陸先端科学技術大学院大学の教育方針
北陸先端科学技術大学院大学の理念は、世界水準の教育と研究を通じて科学技術の創造力を培い、次世代の世界をリードする人材を育成することです。北陸先端科学技術大学院大学は、先進的な大学院教育を組織的かつ体系的に展開し、専門性だけでなく広い視野、高い自主性、コミュニケーション能力を備えた社会や産業界のリーダーを育成することを目標としています。また、北陸先端科学技術大学院大学は世界や社会の課題に取り組む研究に挑戦し、優れた研究拠点を形成するだけでなく、さまざまな基礎研究によって新たな領域を開拓し、研究成果を積極的に社会に還元しています。さらに、海外の教育研究機関との連携を通じて学生や教員の交流を活発化させ、教育や研究の国際化を推進し、グローバルに活躍する人材を育成しています。北陸先端科学技術大学院大学は、豊かな学問的環境の中で、将来のリーダーを育成することを目指しています。
北陸先端科学技術大学院大学のキャンパス一覧
石川（石川県能美市）
金沢駅前オフィス（石川県金沢市）
東京サテライト（東京都港区）
北陸先端科学技術大学院大学の学部学科一覧
先端科学技術研究科
└先端科学技術専攻
└融合科学技術専攻
北陸先端科学技術大学院大学の体育会一覧
※サークル一覧になります。
・軟式野球
・フットサル
・サッカー
・バドミントン
・バレーボール
・バスケットボール
・ダンス
