白百合女子大学について
白百合女子大学は、日本の私立大学で、東京都調布市に本部を置いています。学校法人白百合学園によって運営されており、創設は17世紀末のフランスにまで遡ります。学校の校名、校章には「白百合」の花を用い、清楚で謙虚な気品を保ちつつ、専門的な知識を備えた自立的な女性の育成を目指しています。
国文科、英文科、仏文科の伝統が長く、日本における児童文学研究の拠点としても知られる児童文化学科児童文学・文化専攻、大学院修士課程発達臨床心理学コースなど、幅広い専攻があります。また、同大学は乳幼児期・児童期に関する研究を行う指定大学院の一つでもあります。
白百合女子大学の校訓は「真・善・美」であり、豊かな人間性と広い視野を持ち、自己を律することの大切さを教えています。1881年に設立された前身の高等女子仏英和学校は、戦後の学制改革を経て、1950年に白百合短期大学として開学しました。そして、1965年に4年制大学に改組され、調布市に移転し、現在の校名となりました。
白百合女子大学の歴史
1696年にフランスの聖パウロ修道女会が活動を始め、1878年に日本に3人の修道女が来日し、東京・神田に学校を新設しました。1898年に校名を「高等女子仏英和学校」とし、1935年には「白百合高等女学校」と改名しました。1946年には「白百合女子専門学校」を設立し、1950年には「白百合短期大学」となり、1965年に現在地の調布に移転し、4年制大学を設立しました。その後、専攻分野の増設や大学院の設立が進み、現在は幅広い分野の学問を扱う総合大学となっています。また、2014年にはキャンパス内の建物が登録有形文化財に登録されました。
白百合女子大学の教育方針
白百合女子大学は、キリスト教の教え、特にカトリシズムの世界観に基づいた人格形成を目指しています。シャルトル聖パウロ修道女会の精神にもとづき、知性と感性の調和のとれた女性を育成することが本学の目的です。
学生たちは、「真・善・美」の教育目標を掲げ、知性の研鑽とともに人格的自己完成を追求しています。また、人々への誠実な愛と奉仕の姿勢を身につけ、自分自身や周囲の美しさを見出し、謙虚さに根ざした畏敬の念を感じることも大切にしています。
「白百合」の花を校名や校章に用いることで、清楚で謙虚ながら気品を持った自立的な女性の育成を目指しています。本学の教育は、広い視野を持ちつつ専門的な知識を備えた女性たちを育成することを目的としています。
白百合女子大学のキャンパス一覧
調布(東京都調布市)
白百合女子大学の学部学科一覧
文学部
国語国文学科
フランス語フランス文学科
英語英文学科
人間総合学部
児童文化学科
発達心理学科
初等教育学科
白百合女子大学の体育会一覧
・硬式庭球部
・卓球部
・ダンス部
・チアリーディング部
・馬術部
・バドミントン部
・フィギュアスケート部
・ラクロス部