お茶の水女子大学について
お茶の水女子大学は、1875年に開校した官立の「東京女子師範学校」が起源であり、国立の女子大学として現在に至る。当初は東京師範学校とともに御茶ノ水にあったが、関東大震災で校舎を焼失したことや、東京女子高等師範学校の敷地の一部を間借りしていた東京高等歯科医学校が建物の拡張の必要に迫られたことなどから、現在の大塚の地に移転した。学校発祥の地の最寄り駅は御茶ノ水駅の表記だが、大学の最初の「お」と中の「の」は平仮名表記である。また、同じキャンパス内には、保育園から高校までの附属施設がある。
お茶の水女子大学は、トランスジェンダーの学生を受け入れることになり、2020年度から実施している。また、2024年度には「共創工学部(仮称)」を新設する準備が進められている。国立の女子大学として、長年にわたり多数の人材を輩出してきた。同窓会は一般社団法人桜蔭会であり、卒業生たちが交流を持っている。
お茶の水女子大学の特徴
お茶の水女子大学は、女性がリーダーとして活躍するための教育を提供しています。その特長は、以下の4つです。
1.少人数制での高度な授業が特徴で、文系、理系の枠組みを超えた教育プログラムを提供しています。社会人として必要な高度な基礎力と、知的な自由さを身につけるための専門性を身につけられます。また、キャリア支援プログラムを用意し、海外留学生のためのプログラムもあります。
2.学生がキャンパスライフを送る上で必要な様々なサポートを提供しています。留学生には個人チューターや留学生相談室もあり、保健管理センターや学生相談室もあり、心と体の両面で学生をサポートします。
3.充実した学生生活を送るための施設環境が整っており、図書館や学習スペース、コミュニケーションスペース、インターネットのアクセスポイントが配置されています。
4.都心にあるため、利便性が高く、環境にも恵まれたキャンパスです。
これらの特長があることで、お茶の水女子大学は、女性がグローバルに活躍するための知識とスキルを身につけられる場として、多くの女性たちから選ばれています。
お茶の水女子大学の教育方針
お茶の水女子大学は、一人ひとりを大切にする豊かな教育文化を維持しています。この大学では高度な専門教育に加えて、リベラル・アーツ教育を重視しています。この教育は、人文科学・自然科学・社会科学の素養やセンスを広く備えた知性を育むことを目指しています。また、異なる分野の教員相互のコミュニケーションが活発に行われていることも特徴の一つです。
お茶の水女子大学は、新たな学士課程教育を開始しています。それが「21世紀型文理融合リベラルアーツ教育」と「複数プログラム選択履修制度」です。この教育は、現代の社会が直面する問題を発見し、解決する能力を鍛えることを目的としています。そのため、多様な専門分野の手法に触れながら広い視野と問題意識を培うカリキュラムが設定されています。また、学生の主体的な選択を前提とした「複数プログラム選択履修制度」によって学生は専門的知識を修得する教育システムになっています。
この大学は女性のための高等教育機関として「女性リーダー育成」を使命としています。特に国際化の中でリーダーシップを発揮できる教育を強化する取り組みを行っており、グローバルリーダーシップ研究所による授業や学生・キャリア支援センターによるキャリアデザインプログラム、外国語教育センターや国際教育センターを中心とする語学教育などがあります。
お茶の水女子大学では、学生一人ひとりが本学の教育の特色を十分に活かして自らを錬磨し高め、知識と見識と寛容さを身につけ、次世代を担い豊かな未来を創造する人物となることを期待しています。
お茶の水女子大学のキャンパス一覧
大塚(東京都文京区)
お茶の水女子大学の学部学科一覧
・文教育学部
人文科学科
└哲学・倫理学・美術史プログラム
└比較歴史学プログラム
└地理環境学プログラム
言語文化学科
└日本語・日本文学プログラム
└中国語圏言語文化プログラム
└英語圏言語文化プログラム
└仏語圏言語文化プログラム
人間社会科学科
└教育科学プログラム
└社会学プログラム
└子ども学プログラム
芸術・表現行動学科
└舞踊教育学専修プログラム
└音楽表現専修プログラム
・理学部
数学科
物理学科
化学科
生物学科
情報科学科
・生活科学部
食物栄養学科
人間・環境科学科
人間生活学科
心理学科
お茶の水女子大学の体育会一覧
・バレーボール部
・バスケットボール部
・硬式庭球部
・モダンダンス部
・剣道部
・フィギュアスケート部
・弓道部
・サイクリング部
・TECKTECK
・民族舞踊研究会
・山岳愛好会 雷鳥
・合気道部
・空手部
・LBJスキーチーム
・ジャズダンスサークルflow
・陸上競技部