共立女子大学について
共立女子大学は、東京都千代田区にある女子大学で、1886年に創立されました。女性に専門的な知識と高度な技能を教えることを目的としており、宮川保全、鳩山春子ら34名の先覚者によって設立されました。創立130年を迎えた2016年には、記念式典が行われました。
共立女子大学の歴史
1886年に共立女子職業学校が創立され、1928年には共立女子専門学校が設置されました。1949年には共立女子大学家政学部が設立され、1953年には共立女子大学文芸学部が設置されました。1962年には家政学部被服学科が服飾学科に改称され、1963年には家政学部生活学科が食物コースと生活コースに改称されました。1966年には大学院文芸学研究科修士課程が設置され、1968年には家政学部に生活美術学科が増設され、生活学科が食物学科に改称され、食物学専攻と管理栄養士専攻に分離され、服飾学科が被服学科に改称されました。1976年には大学院文芸学研究科に日本文学専攻が設置され、1979年には家政学部と文芸学部の1・2年次が八王子キャンパスに移転しました。1980年には大学院家政学研究科修士課程が設置され、1990年には共立女子大学国際文化学部が設置されました。1994年には大学院家政学研究科に人間生活学専攻（博士後期課程）が設置され、大学院比較文化研究科が設置されました。2000年には家政学部食物学科が食物栄養学科に改称され、家政学部生活美術学科に生活美術専攻と建築専攻が設置されました。2003年には家政学部生活美術学科の美術専攻コースに絵画コース、彫刻コース、グラフィックデザインコース、プロダクト・デザインコース、芸術社会コースが設置され、建築専攻に建築設計コース、インテリ設計コース、生活環境コースが設置されました。
2004年には、家政学部被服学科にアパレル情報コース、テキスタイル保存・修復コース、造形デザインコースが設置されました。そして、2007年には、家政学部生活美術学科の学生募集が停止され、代わりに建築・デザイン学科および児童学科が設置されました。同時に、被服学科テキスタイル保存・修復コースは染織文化財コースに改称され、文芸学部文学専攻および芸術学専攻の学生募集も停止され、代わりに文芸学科が設置されました。また、国際文化学部の学生募集が停止され、国際学部国際学科が設置されました。
2011年には、大学院家政学研究科博士前期課程に建築・デザイン専攻が新設され、2013年には、看護学部看護学科が設置されました。また、2014年には、家政学研究科博士前期課程に児童学専攻が設置され、2015年には大学院文芸学研究科(文芸学専攻)修士課程が設置されましたが、同時に大学院文芸学研究科(日本文学専攻・英文学専攻・演劇学専攻)の学生募集が停止されました。
最後に、2017年には、大学院看護学研究科看護学専攻（修士課程）が設置されました。これらの変更点により、学部・大学院において多様な専攻が設置され、充実した教育が行われるようになりました。
共立女子大学の教育方針
共立女子大学のポリシーは、女性の自立と自活を基本理念とし、幅広い教養と専門分野における知識・技術の学修を通じて、客観性・自律性、課題発見・解決力、リーダーシップを資質・能力として備えた人物に学位を授与することを目的としています。
学生の資質・能力を育成するために、必要かつ適切な授業科目を選び、科目履修の順次性を通して体系的な教育課程を編成しています。教育内容、教育方法、学修成果の評価方針を定め、カリキュラム・マップ、カリキュラム・ツリー、ナンバリング、履修系統図を用いて、カリキュラムの体系的学修を可能にしています。
また、女性の自立と自活に基づき、リーダーシップ教育と実学教育を積極的に受容する資質・能力を有し、学力の三要素を備えた学生を適正に選抜するために、多様な選抜方法を実施しています。共立女子大学は、女性の能力を最大限に引き出す教育機関であり、卒業生は社会で活躍するリーダーとしての能力を身につけることができます。
共立女子大学のキャンパス一覧
神田一ツ橋（東京都千代田区）
八王子（東京都八王子市）
共立女子大学の学部学科一覧
・家政学部
被服学科
└被服科学コース
└染織文化財コース
└ファッションクリエイションコース
└ファッションビジネスコース
・食物栄養学科
└食物学専攻
└管理栄養士専攻
児童学科
・文芸学部
文芸学科
└言語・文学領域
└芸術領域
└文化領域
└メディア領域
・国際学部
国際学科
└エリア・スタディーズ・コース
└コミュニケーション・スタディーズ・コース
└グローバル・スタディーズ・コース
・看護学部
看護学科
・ビジネス学部
ビジネス学科
・建築・デザイン学部
建築・デザイン学科
└建築コース
└デザインコース
共立女子大学の体育会一覧
・カヌー部
・競技ダンス部
・剣道部
・硬式庭球部
・チアリーダー部
・テコンドー部
・バスケットボール部
・バトミントン部
・バレーボール部
・ボート部
・ラクロス部
