東京農業大学について
東京農業大学は、日本で初めて設立された私立の農学校であり、2017年度まで農学を専門に扱う日本で唯一の大学でした。校門や大学のパンフレットで使われる文字は棟方志功によるもので、スクールカラーは松葉緑です。また、校章は稲穂の向かい合った円の中心に「農」の一文字を入れたもので、大学部本科の角帽には「農大」の校章を使用しています。応援歌の一つには『青山ほとり』があり、『大根踊り』としても知られています。
東京農業大学の歴史
明治時代に北海道開拓に携わった榎本武揚は、国内農業の発展と農民の教育の必要性を訴え、徳川育英会育英黌に農業科を設立。1893年に私立東京農学校として独立し、大日本農會の下で経営された後、専門学校令により認可され、1925年に東京農業大学となった。現在は世田谷キャンパスを構え、短期大学や大学院を設置し、神奈川県厚木市や網走市にキャンパスを開設。農学系大学は51校あるが、農学部を有する大学は戦前は東京帝国大学、北海道帝国大学、京都帝国大学、九州帝国大学と東京農業大学のみで、私立で唯一「農学博士」の学位授与を行っていた。
東京農業大学の教育方針
東京農業大学では、「農の心」を持つ多様な人材を世界に輩出し、卒業後も大学との連携を強固にするため、在学中の学生支援を重要視しています。学生の未来のために、修学支援、生活支援、進路支援の3つの方針を実行しています。具体的には、成績不振学生には適切な対応をし、全教員が学修相談を行い、課外活動の活性化や奨学金等の経済的支援に関する助言を行い、心のケアを目的として「気遣い力」を強化するなど、学生の向学心に対応したサポートを行っています。
また、東京農業大学では、各キャンパスの特徴を活かし、学生の満足度の高いキャンパス整備を推進しています。学生の生活環境を整え、学修環境や安らぎの環境を整備し、自然と共存し緑豊かなキャンパスを整えるなど、学生と教職員の緊密な距離感を保つ環境を整えています。
東京農業大学はまた、教育研究を通じて、生涯教育や地域の課題解決、世界に貢献することを目指しています。地方自治体や企業等と連携協働した課題解決や、各キャンパスとそれぞれの地元との連携強化、国際機関や海外大学との連携強化を目指し、地域に愛される大学として、社会連携・貢献に積極的に取り組んでいます。
東京農業大学のキャンパス一覧
世田谷(東京都世田谷区)
厚木(神奈川県厚木市)
北海道オホーツク(北海道網走市)
東京農業大学の学部学科一覧
農学部
農学科
動物科学科
生物資源開発学科
デザイン農学科
応用生物科学部
農芸化学科
醸造科学科
食品安全健康学科
栄養科学科
生命科学部
バイオサイエンス学科
分子生命化学科
分子微生物学科
地域環境科学部
森林総合科学科
生産環境工学科
造園科学科
地域創成科学科
国際食料情報学部
国際農業開発学科
食料環境経済学科
アグリビジネス学科
国際食農科学科
生物産業学部
北方圏農学科
海洋水産学科
食香粧化学科
自然資源経営学科
東京農業大学の体育会一覧
・相撲部
・馬術部
・陸上競技部
・山岳部
・空手部
・ラグビー部
・ホッケー部
・サッカー部
・硬式野球部
・準硬式野球部
・バレーボール部
・硬式庭球部(男子・女子)
・卓球部
・ボクシング部
・柔道部
・剣道部
・自動車部
・バスケットボール部
・合氣道部
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・レスリング部
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・ゴルフ部
・洋弓部
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・競技ゴルフ部
・競技スキー部
・ボート部
・カーリング部
・軟式野球部