長崎県立大学について
長崎県立大学は、日本の公立大学であり、佐世保市に本部を置いています。学生数は3000人以上で、総合大学として幅広い学問領域を扱っています。県大は佐世保校とシーボルト校の2つのキャンパスを持ち、それぞれ文系と理系学問領域を担当しています。福岡市にも福岡校を設け、就職活動の拠点として活用されています。県大ではクォーター制を採用し、長期インターンシップや海外語学研修などの柔軟な学習プログラムを提供しています。進級や卒業には必修科目の履修が求められるほか、一部学科では資格試験の合格も必要です。県大の特徴として、「しまなびプログラム」があります。これは「しま」を第3のキャンパスとして位置づけ、実践的なPBL学習法を導入しています。学生は地域課題に取り組むためのフィールドワークを行います。県大は地域との連携や国際交流にも力を入れており、幅広い教育環境を提供しています。
長崎県立大学の歴史
明治35年4月1日に長崎県立高等女学校が設立され、明治45年4月1日には長崎県立長崎高等女学校となりました。その後、大正12年4月1日には高等科が設置され、昭和4年4月1日には専攻科が追加されました。昭和22年4月1日には長崎県立女子専門学校、昭和25年4月1日には長崎県立女子短期大学となりました。昭和32年4月1日には佐世保商科短期大学が開学し、同年に長崎県立短期大学が設立されました。昭和42年4月1日には佐世保商英部が長崎県立国際経済大学に昇格し、昭和44年4月1日には長崎県立女子短期大学に改称されました。昭和46年4月1日には長崎県立保健婦学校と長崎県立看護学校が統合され、長崎県立長崎保健看護学校となりました。平成3年4月1日には長崎県立国際経済大学が長崎県立大学に改称され、平成5年4月1日には大学院経済学研究科が開設されました。平成11年4月1日には県立長崎シーボルト大学が開学し、平成15年4月1日には大学院人間健康科学研究科が開設されました。さらに、平成17年4月1日には長崎県立大学へ移行し、長崎県立シーボルト大学も同じく県立長崎シーボルト大学へ移行しました。平成20年4月1日には長崎県立大学と県立長崎シーボルト大学が統合され、新たに「長崎県立大学」が設立されました。現在、長崎県立大学には経営学部、地域創造学部、国際社会学部、情報システム学部があり、令和2年4月1日には大学院地域創生研究科が開設されました。
長崎県立大学の教育方針
長崎県立大学の理念は、地域経済の発展と県民の健康・生活・文化の向上を図ることです。長崎県立大学は、「人間を尊重し平和を希求する精神を備えた創造性豊かな人材の育成」「長崎に根ざした新たな知の創造」「大学の総合力に基づく地域社会及び国際社会への貢献」を目指しています。長崎県立大学は、高度な専門的知識と幅広い教養教育を通じて、経済・国際関係・情報メディア・看護・栄養の分野で活躍できる専門職業人を育成します。また、大学院では各分野で高度専門職業人として活躍できる人材を育成します。長崎県立大学は、人間を尊重し世界の平和を希求する精神を基本に、深い洞察力と実践力を備えた感性豊かな人材を育成します。理論と実践を融合した高度な教育研究を推進し、長崎の地理的・歴史的・文化的特性を踏まえた新たな知の創造を目指します。また、地域社会および国際社会に貢献できる人材の育成も重要です。
求める学生像は、高校で学習する内容に幅広い知識を持ち、その知識やスキルを活用できる人です。協働力や他者への理解、人や自然への尊重、好奇心や積極性、目的意識と忍耐力を持つことも求められます。また、長崎の歴史・文化や地域的特性に関心を持ち、地域社会や国際社会への貢献意欲も重視しています。
長崎県立大学は、長崎の発展と社会への貢献を目指して、学生たちの成長と成功をサポートします。
長崎県立大学のキャンパス一覧
佐世保校(長崎県佐世保市)
シーボルト校(長崎県西彼杵郡)
長崎県立大学の学部学科一覧
・経営学部
経営学科
国際経営学科
・地域創造学部
公共政策学科
実践経済学科
・国際社会学部
国際社会学科
・情報システム学部
情報システム学科
情報セキュリティ学科
・看護栄養学部
看護学科
栄養健康学科
長崎県立大学の体育会一覧
・サッカー部
・準硬式野球部
・硬式庭球部
・柔道部
・新極真空手部
・ストリートダンス部
・ソフトボール部
・アメリカンフットボール部
・よさこい部
・陸上競技部
・ソフトテニス部
・少林寺拳法部
・男子バスケットボール部
・女子バスケットボール部
・バドミントン部
・男子バレーボール部
・女子バレーボール部
・ハンドボール部
・フィッシング部
・空手道部
・剣道部
・軟式野球部
・弓道部
・卓球部
・フットサル部