静岡県立大学について
静岡県立大学は、日本の公立大学で、静岡県静岡市に本部を置く。1987年に静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学の3校が統合されて発足した。創立のきっかけは、時代の要請に応じた学部・学科を設置し、地域社会の指導層を育成することで、21世紀を見据えて開かれた大学として県民の負託に応えるべきだという有識者の答申があったことからである。静岡県立大学は、高齢化・国際化・情報化といった時代の変化に対応し、社会の要請に応えうる優れた人材の育成を目指している。また、地域社会に寄与する人材の育成や教育・研究成果の地域への還元を通じて、地域文化の拠点たる大学を目指している。静岡県立大学短期大学部も小鹿キャンパスに設置されている。静岡大学も静岡市に所在しているが、静岡県立大学とは別の大学であることに注意が必要である。
静岡県立大学の歴史
静岡県立大学は、1987年に静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学の3大学を統合し、静岡県公立大学法人として発足した。その後、静岡総合研究機構の機能も統合した。1991年には大学院生活健康科学研究科(博士前期課程)や国際関係学研究科(修士課程)が設置され、1996年には看護学部、短期大学部歯科衛生学科、社会福祉学科が設置された。その後、環境科学研究所、健康支援センター、情報センター、地域環境啓発センターなどが設置され、大学の機能が拡大した。2007年には設置者が静岡県から静岡県公立大学法人に変更された。静岡県立大学は、薬学科や看護学科を有し、健康・医療分野において研究開発を行っている。
静岡県立大学の教育方針
静岡県立大学は、たゆみなく発展する大学を目指しています。学生生活の質(QOL)を重視した勉学環境を整備し、地域社会と協働する広く県民に開かれた大学を目指しています。教育、研究、地域貢献、国際交流の4つの分野において、高度かつ秀逸な教育を提供し、社会に貢献できる有為な人材を育成することを目標にしています。全学アドミッション・ポリシーでは、学部生には基礎学力と英語力を有し、教養科目と専門科目を自ら積極的に学び、大学の学びを未来に向かって生かそうとする高い志を期待しています。大学院生には、専門性を磨き、地域社会や国際社会で貢献しようとする強い意志を持ち、論理的思考と英語力を活用し、情報の共有と発信を的確にする能力と総合的判断力を持つことを期待しています。静岡県立大学は、これらの目標を達成するため、学術的・人的資源を最大限に活用した大学運営とその体制の確立を目指しています。
静岡県立大学のキャンパス一覧
草薙キャンパス(静岡県静岡市)
小鹿キャンパス(静岡県静岡市)
静岡県立大学の学部学科一覧
・薬学部
薬学科<6年制>
薬科学科<4年制>
・食品栄養科学部
食品生命科学科
栄養生命科学科
環境生命科学科
・国際関係学部
国際関係学科
国際言語文化学科
・経営情報学部
経営情報学科
・看護学部
看護学科
静岡県立大学の体育会一覧
・弓道部
・剣道部
・硬式テニス部
・男子サッカー部
・ジャズダンス部
・準硬式野球部
・卓球部
・ソフトテニス部
・男子バスケットボール部
・女子バスケットボール部
・バトミントン部
・男子バレーボール部
・女子バレーボール部
・ラグビー部
・ワンダーフォーゲル部(山岳部)
・チアダンス部
・陸上競技部