常磐短期大学について
常磐短期大学は、日本の茨城県水戸市にある私立大学で、1909年に創立され、1966年に大学として設置されました。略称は「常短」です。学科は、以前は3学科と1学科2専攻でしたが、現在は2学科に縮小され、2023年度からは単科になります。大学内には幼稚園もあり、学生が「教育実習」として活用しています。また、大学とキャンパスを共同使用しているため、両者同士の交流が深いのが特徴です。女子を対象としていた時期もありましたが、現在は共学です。
常磐短期大学の歴史
1909年に裁縫伝習所が開かれ、その後、水戸常磐女学校、常磐常磐女学校、財団法人常磐女学校を経て、1951年に学校法人常磐学園が設立されました。その後、1966年に常磐学園短期大学が開学し、家政科、家政専攻、食物栄養専攻が置かれました。その後、幼児教育科や教養科が増設され、1987年に学科名が変更されました。また、1990年には経営情報学科が新設され、共学となりました。さらに、2003年には教養学科と経営情報学科が統合され、キャリア教養学科として設置されました。最近では、2021年5月27日に理事会で2023年度以降のキャリア教養学科の学生募集停止が決定されました。
常磐短期大学の教育方針
常磐会短期大学は、豊かな情操と高い知性・教養を身につけた女性を育成し、特に幼児教育者としての資質を培うことを目的に、1964年に保育学院から短期大学に改組されました。学園の精神である「和平・知天・創造」を校是として、生きることの大切さや喜びを共有し、感性と確かな知識を身につける教育を行っています。
「和平」は、一人ひとりが誇りを持って一日一日を大切に生き、生きているものすべてが互いにやわらぎ、和み、平和に過ごすことを表します。「知天」は、天命を知り、一人ひとりが自分の使命を探求し、自覚することを大切にしています。そして、「創造」は、創る喜びや共に創り出す喜びを体験し、一人ひとりが新しい価値あるものを創り出すことを目指しています。
常磐会短期大学は、激動する時代や不透明な方向性の社会を生き抜く若者にとって、新しい時代を切り拓く指標となるよう、改めて教育理念や校是を深く理解し、学園関係者はもとより広く学内外に周知することが求められています。在学生には、保育・幼児教育者としての自覚と責任を持ち、教育理念に基づく深い理解を求めています。
常磐短期大学のキャンパス一覧
本部キャンパス(茨城県水戸市)
常磐短期大学の学部学科一覧
幼児教育保育学科
常磐短期大学の体育会一覧
・ゴルフ部
・サッカー部
・剣道部
・硬式野球部
・バドミントン部
・陸上競技部