日本赤十字九州国際看護大学について
福岡県宗像市にある日本赤十字九州国際看護大学は、2001年に創立された私立大学で、看護学部と看護学研究科があります。学長は小松浩子氏で、看護学部長は中村光江氏、看護学研究科長は姫野稔子氏です。教育理念は、赤十字の7つの基本原則のうち、人道を根本原理としています。看護を主体的かつ創造的に実践し、個人や集団の健康と福祉の向上に貢献する能力を育むことが目的です。
日本赤十字九州国際看護大学の歴史
日本赤十字九州国際看護大学は、2001年4月に開学しました。その後、2006年に大学院設置の認可を受け、2010年には開学10周年を迎えました。また、救急看護認定看護師教育課程を開設するなど、看護に特化した教育に力を入れています。国際的な交流も盛んで、韓国、タイ、ミャンマーの大学と協定を結んでいます。さらに、2016年には博士課程、2017年にはCNSコースを開設し、教育の幅を広げています。
日本赤十字九州国際看護大学の教育方針
日本赤十字九州国際看護大学は、赤十字の理念を追求し、看護に関する学術の中心として、高度な看護専門職の育成を目指しています。修士課程では、広い視野と深い学識を身につけ、高度な専門性を必要とする看護職者としての能力を培います。博士課程では、自立して研究活動を行うための高度な研究能力を養い、社会的ニーズに応えるための理論と技術を創出します。教育目標は、赤十字の人道の理念を基調に、学際的に健康ニーズを研究し、保健・医療・福祉に関連した社会的ニーズに対応する看護分野の専門家を育成することです。そのため、入学者には、人間の尊厳と権利を擁護する倫理観、基礎学力と専攻領域の基本的知識及び思考力、看護・保健専門職として研究する基礎的能力、国内外の健康問題について学び、多職種と協働して社会に貢献する態度を求めます。
このような教育を受けることで、入学者は豊かな人間性と学識を備えた高度な看護専門職となり、世界の人々の健康と福祉の向上、豊かな生活の創造に貢献できます。
日本赤十字九州国際看護大学のキャンパス一覧
アスティ(福岡県宗像市)
日本赤十字九州国際看護大学の学部学科一覧
・看護学部
看護学科
日本赤十字九州国際看護大学の体育会一覧
・弓道部