石川工業高等専門学校について
石川工業高等専門学校は、石川県河北郡津幡町北中城にある国立の高等専門学校です。1965年に設立されました。
石川高専は、ロボコン全国大会やプログラミングコンテストでの実績もあり、その取り組みと成果が評価されています。特に、1999年の高専ロボコン全国大会では準優勝し、2010年の全国高等専門学校プログラミングコンテストでは優勝を果たしました。
石川高専は私立の金沢高専(現・国際高等専門学校)とは異なり、国立の高等専門学校であり、「国立高専」としても知られています。
石川工業高等専門学校の歴史
石川工業高等専門学校は1965年に設立されました。当初は機械工学科、電気工学科、土木工学科の3つの学科でした。翌年には新しい校舎に移転しました。そして1970年には建築学科も追加されました。この学校では1983年から外国人留学生を受け入れるようになり、1985年からは編入学生も受け入れるようになりました。1987年には電子情報工学科が設置されました。さらに1994年には土木工学科が環境都市工学科に改組され、1996年からは推薦入学制度が始まりました。2000年には専攻科が設置され、電子機械工学専攻と環境建設工学専攻の2つが設けられました。2004年には独立行政法人として国立高等専門学校機構に組織変更されました。石川工業高等専門学校は教育の質を高めるため、創造工学教育プログラムがJABEE認定を受けました。また、津幡町や杭州職業技術学院(中国)などとの連携協定や交流協定を締結しました。さらに、再就職支援協定や内灘町・金沢市との連携協定も行われました。2009年には大連職業技術学院(中国)との交流協定が締結され、2012年には大連工業大学(中国)とも協定を結びました。その後、正門や玄関などの改修整備が行われ、2015年には「高専教育之碑」の除幕式も行われました。石川工業高等専門学校は、機械工学や電気工学、建築学などの学科を持ち、国内外の大学とも交流を深めています。これからも高い教育水準を維持し、学生の成長を支援していくでしょう。
石川工業高等専門学校の教育方針
石川工業高等専門学校は、研究開発型技術者の育成を目指す高等教育機関です。教育の基本理念は、人間性豊かで創造性に富み、実践力のある技術者を育成することです。石川工業高等専門学校の教育は、豊かな教養と誠実な人間性、創造的な能力と意欲、高度な科学技術に対応できる実践力、地域社会への関心と国際的な視野を育みます。本科への入学者には、中学校での基礎学力や特に数学・理科の能力が求められます。本科4年次への編入学者には、工学の基礎を身につけ、向上心や自主性、協調性、社会貢献への意欲も求められます。専攻科への入学者は、工学の基礎を修得し、幅広い分野の工学知識に興味を持ち、国際的な技術者として社会貢献を意識しています。
石川工業高等専門学校のキャンパス一覧
北中条(石川県河北郡)
石川工業高等専門学校の学部学科一覧
機械工学科
電気工学科
電子情報工学科
環境都市工学科
建築学科
専攻科
└電子機械工学専攻
└環境建設工学専攻
石川工業高等専門学校の体育会一覧
・サッカー部
・男子バスケットボール部
・女子バスケットボール部
・野球部
・卓球部
・柔道部
・ソフトテニス部
・テニス部
・剣道部
・男子バレーボール部
・女子バレーボール部
・陸上競技部
・バドミントン部
・水泳部
・ワンダーフォーゲル部
・ハンドボール部