立教大学について
立教大学は、英国国教会を始祖とする会派の宣教師が、明治7年に東京・築地に設立した聖書と英学を教育する私塾、立教学校を前身とする日本屈指の伝統校である。1859年に、米国聖公会が長崎に開設したプロテスタント初の日本ミッションが創立起源であり、明治16年に東京大学とともに立教大学校を設立した。大学令により大学となり、文学部、商学部、予科を設置。戦間期以降は、東京六大学の一校であり、2001年からは聖路加国際大学と単位互換制度を開始した。立教大学は、聖公会系の大学である名門オックスフォード大学クライスト・チャーチをはじめ、世界の聖公会系大学が120校以上加盟するCUAC(世界聖公会大学連合)に属する。日本聖公会系のキリスト教主義学校であり、国際性やリーダーシップを重視した教育を提供している。
立教大学の歴史
英国国教会(イングランド国教会)の流れを汲む大学である立教大学は、1859年(安政6年)に米国聖公会が日本での伝道、学校開設、医療活動を目的とする日本ミッションの開設を決定し、ジョン・リギンズとチャニング・ウィリアムズが宣教師として来日し、長崎でミッションを開設し、英学教育を開始したことを起源とする。ウィリアムズは私塾に加え、長崎洋学所でも教鞭を執り、多くの志士がいた。ウィリアムズは、大阪・川口に英学講義所を設立し、東京・築地に聖書と英学の教育を目的とした私塾「立教学校」を設立し、これらの学校が立教大学の前身である。1883年には立教大学校が設立され、1888年には大隈重信が築地キャンパスの形成に尽力する。1899年にはミッションスクールでの宗教教育を禁じる文部省訓令に対処し、学校の改組を行い、現在に至るまで、教育の分野で貢献している。
立教大学の教育方針
立教大学は、キリスト教に基づく人格陶冶と文化進展に貢献することを使命としています。学士課程教育の目的は、「専門性に立つ教養人」を育成することであり、以下の4つの目的を掲げています。
1.知識の習得:専攻分野以外の幅広い知識を習得し、批判的な検証をふまえて学ぶことができる。
2.技能の習得:学んだ知識を活用するために必要な具体的なスキルを習得し、ICTツールや言語を含めた3つの言語を使いこなすことができるようになる。
3.態度の醸成:公共性と倫理性を持ち、異なる文化・ジェンダー・障がい等に対して偏見を修正し、異なる価値観を持った人たちと協働してプロジェクトを遂行できるようになる。
4.体験の提供:インターンシップやボランティア活動、クラブ・サークル活動など、様々な学習体験・社会体験ができる学習機会を提供する。
大学院の学位授与については、それぞれの教育研究上の目的に基づき、要件を明示しています。学部ごとには、学位授与の方針を「学士課程教育の学修成果」とそれぞれの教育目的に基づいて示し、学修環境も説明されています。
立教大学は、以上のような教育実践により、「専門性に立つ教養人」を育成し、1から9までの学修成果を有する者に学位を授与しています。
立教大学のキャンパス一覧
池袋(東京都豊島区)
新座(埼玉県新座市)
陸前高田グローバルキャンパス(岩手県陸前高田市)
立教大学の学部学科一覧
文学部
キリスト教学科
文学科
└英米文学専修
└ドイツ文学専修
└フランス文学専修
└日本文学専修
└文芸・思想専修
史学科
教育学科
異文化コミュニケーション学部
異文化コミュニケーション学科
経済学部
経済学科
経済政策学科
会計ファイナンス学科
経営学部
経営学科
国際経営学科
理学部
数学科
物理学科
化学科
生命理学科
社会学部
社会学科
現代文化学科
メディア社会学科
法学部
法学科
国際ビジネス法学科
政治学科
観光学部
観光学科
交流文化学科
コミュニティ福祉学部
コミュニティ政策学科
福祉学科
現代心理学部
心理学科
映像身体学科
スポーツウエルネス学部
スポーツウエルネス学科
立教大学の体育会一覧
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・女子バドミントン部
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・少林寺拳法部
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・男子ラクロス部
・女子ラクロス部
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