京都華頂大学について
京都華頂大学は、女子大学で、浄土宗の思想に基づいています。キャンパスは、浄土宗総本山知恩院の山内に位置し、自然と仏教文化の伝統が根ざしています。現代家政学部・現代家政学科には、児童学と生活学の2つの専攻があり、小学校教諭や幼稚園教諭、保育士、中高の家庭科教員などの免許を取得することができます。また、食物栄養学科では、管理栄養士の育成を目指しています。京都華頂大学には、華頂短期大学が併設されています。
京都華頂大学の歴史
京都華頂大学は、浄土宗総本山知恩院が宗祖法然上人の700年遠忌を記念して、1911年に「華頂女学院」として開校し、その後、「華頂幼稚園」を開園し、1953年には「華頂短期大学」を創設し、保育科・家政科を設置、社会福祉科を設置しました。1996年には、新本館・図書館が竣工し、2001年には華頂学園創立90周年を迎え、2003年には短期大学創立50周年を迎え、2008年には6号・7号館が竣工、そして2011年には人間健康福祉学科を新設し、「京都華頂大学」が誕生しました。また、学校法人浄土宗教育資団と学校法人東山学園が2009年に合併し、法人名称を学校法人佛教教育学園に変更しています。歴史文化学科を2010年に設置し、新3号館も同年に竣工しました。
京都華頂大学の教育方針
京都華頂大学は、仏教精神を建学の精神としています。学校は、法然上人の700年忌を記念して、法然上人のみ教えを建学の精神として掲げ、2011年に開学しました。京都華頂大学は、現代家政学部現代家政学科を設置し、2016年に食物栄養学科を開設しました。この学問分野を通じて、生活者の視点から衣服、食物、住居などの諸問題をアプローチします。
「生命の尊さを深く理解し、素直に感謝のできる社会人を育成する」ことを教育目標に掲げ、法然上人の精神を現代を生きる女性に託しています。学校では、人間性を重視し、慈しみと思いやりの気持ちを大切にすることで、人類の福祉と世界の平和に貢献する女性を育成しています。学校では、必修科目として「ブッダの教え」と「法然上人の思想と生涯」を設けています。これらの授業を通じて、仏教の開祖である「釈迦」と浄土宗の宗祖である「法然上人」のみ教えと生涯を学び、自分自身と人との関係について考えます。学校行事では、花まつりや授戒会など、折々に仏教精神を涵養する行事を開催しています。また、白川清掃ボランティア活動も行っており、地域の方々と連携して、身近な環境に対する意識を高めています。
京都華頂大学は、法然上人の精神を基盤として、現代社会で必要な知識と技術を身に付けた女性を育成しています。
京都華頂大学のキャンパス一覧
林下町(京都府京都市)
京都華頂大学の学部学科一覧
・現代生活学部
こども生活学科
食物栄養学科
生活情報学科
京都華頂大学の体育会一覧
・ソフトテニス部
・卓球部
・ダンス部
・バスケットボール部
・バトミントン部
・バレーボール部