豊田工業大学について
豊田工業大学は、日本の自動車産業の礎を築いた豊田喜一郎が、社会に貢献するために設立した私立大学です。入学金が安く、国立大学とほぼ同額であり、少人数制の授業や企業でのインターンシップ、全寮制など充実した教育プログラムが特徴です。自動車についての講義はほとんど行われておらず、一般の4年制大学に近い教育を提供しています。現在は学生の大半が一般学生であり、社会人学生は20%に満たないとのことです。豊田工業大学は、産業界と良好な関係を築き、開発型技術者の育成を目指しています。就職決定率は開学以来100%です。
豊田工業大学の歴史
豊田工業大学は、1979年にトヨタ自動車株式会社からの寄付金を受け取り、1981年に日本で初めての社会人大学として開学しました。その後、大学院修士課程や博士後期課程の設置認可を受け、1993年からは新卒者の受け入れを開始しました。2003年には南山大学との大学連携協定を締結し、2009年には米国認証評価を取得しました。また、2020年に新キャンパスが完成し、2021年に開学40周年を迎えました。豊田工業大学は、工学部を中心に、先端技術についての研究や教育を行っており、その取り組みは高く評価されています。
豊田工業大学の教育方針
豊田佐吉翁は「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」と言いました。現代において、人類共通の課題に応えるべく、豊田工業大学は次代を担う「国際産業リーダー」の育成を目標としています。学部では、社会人としての基礎力と国際的な視野を持ち、多様な課題に挑戦し克服できる学識と創造性を備えた技術者・研究者を育成します。修士では、科学技術の多様な進展に対応できる研究開発能力を備え、国際的に通用する技術者・研究者を育成します。博士では、新しい境界領域を切り拓くリーダーとして、国際的に十分に活躍できる技術者・研究者を育成します。豊田工業大学は、分野横断型の教育と体験的教育を重視し、学生たちが多様な課題に取り組むために必要な基礎力と専門性を身につけることができます。そして、社会に貢献するグローバルな技術者・研究者を育成することが目指されています。
豊田工業大学のキャンパス一覧
久方(愛知県名古屋市)
豊田工業大学の学部学科一覧
・工学部
先端工学基礎学科
豊田工業大学の体育会一覧
・居合道部