南山大学について
南山大学は、1946年に創立された日本の私立大学で、愛知県名古屋市に本部を置いています。南山大学は、キリスト教のカトリック修道会神言会によって設立されましたが、現在は学校法人南山学園が運営しています。南山大学は、世界の115大学と協定を結んでおり、キリスト教学科の学生でなくても、聖書やキリスト教に関して信仰や理解を深めたり、教会などで祈りを捧げたりすることが可能です。また、留学生の誘致にも積極的で、多数の外国人学生が在籍しています。南山大学は、国際的な校風を標榜しており、同じカトリック系大学である上智大学とは姉妹校関係にあります。南山大学は、私立大学としては第20位に位置し、日本の273大学中第59位にランクインしています。
南山大学の歴史
名古屋を中心に教育事業を展開する南山学園は、1932年に財団法人南山中学校が設立されたことが始まりです。以降、南山小学校や南山高等学校（男子部）が設立され、1946年には南山学園に組織変更されました。その後、南山外国語専門学校（現在の名古屋外国語大学）が設立され、英語科や華語科が設置されました。1949年には南山大学が開学し、文学部英文学科、仏文学科、独文学科、中国文学科、文学部第二部英文学科を設置しました。同年、南山大学附属人類学民族学研究所（のちに人類学研究所と改称）も設立されました。1964年には現在の名古屋キャンパスの所在地に新校舎が建設され、その後、南山短期大学や名古屋聖霊短期大学が開学しました。また、文学部に国語学国文学科が増設され、大学院にも様々な専攻が増設されました。1973年には大学に隣接してロゴスセンターが開館しました。
南山大学の教育方針
南山学園は、神言会が母体となっており、明治末期に来日した神言会ドイツ人宣教師ヨゼフ・ライネルス神父が南山中学校（旧制）を創立しました。南山外国語専門学校が設立されたのはその14年後であり、1949年に1学部4学科で南山大学が設立されました。現在、8学部18学科を擁する西日本唯一のカトリック総合大学です。南山大学の教育モットーは、「人間の尊厳のために」であり、キリスト教の教えに基づく人間の尊厳を尊重し、多様性を前提として新たな価値を創造することをビジョンに掲げています。南山大学では、一般入試、全学統一入試および共通テスト利用入試を実施しており、入学者を多様に受け入れます。また、英語の運用能力を重視しており、複数の学部の外国語試験でリスニングテストを課しています。
南山大学のキャンパス一覧
名古屋（愛知県名古屋市）
南山大学の学部学科一覧
・人文学部
キリスト教学科
人類文化学科
心理人間学科
日本文化学科
・外国語学部
英米学科
スペイン・ラテンアメリカ学科
フランス学科
ドイツ学科
アジア学科
・経済学部
経済学科
・経営学部
経営学科
・法学部
法律学科
・総合政策学部
総合政策学科
・理工学部
ソフトウェア工学科
データサイエンス学科
電子情報工学科
機械システム工学科
・国際教養学部
国際教養学科
南山大学の体育会一覧
・アイスホッケー部
・アメリカンフットボール部
・バドミントン部
・男子バレーボール部
・女子バレーボール部
・男子バスケットボール部
・女子バスケットボール部
・男子ゴルフ部
・女子ゴルフ部
・男子ハンドボール部
・女子ハンドボール部
・準硬式野球部
・男子硬式庭球部
・女子硬式庭球部
・硬式野球部
・男子軟式庭球部
・女子軟式庭球部
・ラグビー部
・サッカー部
・ソフトボール部
・男子卓球部
・女子卓球部
・男子ラクロス部
・女子ラクロス部
・柔道部
・空手道部
・剣道部
・男子弓道部
・女子弓道部
・少林寺拳法部
・洋弓部（男女）
・陸上競技部
・水泳部
・トライアスロン部
・航空部
・ヨット部
・フェンシング部
・漕艇部
・基礎スキー部
・合気道部
・フィギュアスケート部
・競技ダンス部
