釧路公立大学について
釧路公立大学は、北海道釧路市に本部を置く経済学部のみの公立大学です。1988年に設立され、全学部併せて1374人の学生が在籍しています。入学定員は経済学科200人、経営学科100人で、受験者の7割は道外出身です。現在行われている推薦入学試験は、釧路管内以外の普通科・英語科・理数科高校に通う生徒が受験できる公募制A、釧路管内の普通科・英語科・理数科高校に通う生徒が受験できる公募制B、釧路管内を含む全国の職業科高校に通う生徒が受験できる公募制Cの3種類です。また、国際情操教育に力を入れており、海外提携校への留学時には短期留学制度を導入しています。釧路市は医大誘致に熱心に取り組んでいましたが、敗れたため、市立大学設置構想が自治省の指導によって推進され、国内初の一部事務組合方式の公立大学として設立されました。
釧路公立大学の歴史
釧路公立大学は、釧路支庁管内の1市8町1村が結成した一部事務組合によって、1988年に設立されました。この大学は、日本国内初の一部事務組合による大学設立であり、短期大学を含めても、新見女子短期大学に次ぐ事例です。平成3年には、カナダのサイモンフレーザー大学及びキャピラノ大学の2大学と姉妹校提携を結び、平成8年には、校舎増築工事を完了させました。また、平成8年4月には、経済学部経営学科を開設し、平成10年には北海道教育大学釧路校との間に単位互換協定を締結しました。さらに、平成11年には地域経済研究センターを設置し、平成13年には(財)大学基準協会正会員として加盟登録しました。また、平成14年には牧園大学との間に「教員交換協定」を締結し、平成16年には台湾の明道大学との間に「学術交流協定」及び「学生交換協定」、「教員交換協定」を締結しました。さらに、平成19年にはロシアユジノサハリンスク経済法律情報大学との間の「学術交換協定」及び「学生交換協定」を締結しましたが、令和2年には終了しました。附属図書館の増築工事も行われ、大学の発展に貢献しています。
釧路公立大学の教育方針
釧路公立大学は、広く知識を授け、深く専門の学術を教授研究するとともに、高い識見と国際的な視野をもつ人間性豊かな人材を育成し、産業経済の発展や文化の向上に貢献することを目的としています。具体的には、経済学、経営学など周辺分野の学識を体系的に修得することで専門教育を提供し、幅広く深い教養、的確な判断力、創造力、豊かな人間性を養い、生涯にわたり主体的に「学ぶ力」を持った人材を育成します。また、「地域の視点」を持ちつつ「国際的な視野」を備えた、理論的で実践力ある人材を養成することも目指しています。
釧路公立大学のキャンパス一覧
釧路(北海道釧路市)
釧路公立大学の学部学科一覧
・経済学部
経済学科
経営学科
釧路公立大学の体育会一覧
・男子アイスホッケー部
・硬式テニス部
・硬式野球部
・サッカー部
・準硬式野球部
・卓球部
・男子バスケットボール部
・男子バドミントン部
・女子アイスホッケー部
・男子バレーボール部
・男子ハンドボール部
・アメリカンフットボール部
・弓道部
・女子バレーボール部
・男子ソフトボール部
・ラグビー部
・陸上競技部
・ソフトテニス部
・女子ソフトボール部
・女子バドミントン部
・合気道部
・フットサル部
・カーリング部(SToNeカーラーズ)
・軟式野球部