平安女学院大学について
平安女学院大学は、京都と大阪にキャンパスを構える日本の私立大学です。1875年に創立され、2000年に大学設置されました。平安女学院大学は、日本聖公会系のキリスト教主義学校であり、経営母体の平安女学院は、日本で最初にセーラー服の制服を導入した学校として知られています。また、高槻キャンパスには幼保連携型認定こども園の「平安女学院大学附属こども園」があります。
平安女学院大学の歴史
平安女学院大学は、2000年に滋賀県守山市に県と市からの補助金と自己資金で設立されました。当初は現代文化学部現代福祉学科と国際コミュニケーション学科を持つ大学であり、2002年には短期大学部に名称変更した短期大学を併設しました。その後、生活環境学部に改組転換し、2005年に守山キャンパスを移転し、高槻キャンパスへと統合しました。また、2007年には京都キャンパスに国際観光学部を、高槻キャンパスに生活福祉学部を開設しました。
平安女学院大学の歴史は、明治8年に大阪川口居留地にMiss Eddy's schoolが開校したことから始まりました。その後、照暗女学校、平安女学院と校名を変更し、大正4年には高等女学校に、昭和22年には中学校、23年には高等学校、25年には短期大学を開設しました。
平安女学院大学は、長い歴史を持つ女子教育機関であり、多くの女性に教育を提供してきました。しかし、2022年には短期大学部を廃止することが決定されました。今後も、平安女学院大学が女性の教育に貢献することを期待しています。
平安女学院大学の教育方針
この学院の建学の精神は、「知性を広げ、望みを高くし、感受性を豊かにし、そして神を知らせる」という言葉で表されます。この教育目的は、キリスト教の精神に基づく教育を通じて、自由で自立した人格の形成を促し、地域社会や国際社会に貢献できる人材を育成することです。学生は、全員が「貴品女性」という人物像に向けて、次の三つの資質を身につけるように指導されます。それは、国際的に通用する気品と品格、そして豊かな教養を備えた躾、専門的なスキルと自分なりの「得意技」を持ち、寛容や思いやりに満ちた高度なコミュニケーション力を持った愛の心です。平安女学院大学は、社会に待ち望まれる優れた女性を育成することを目的としており、これらの資質を身につけた人材を育成するために、教育研究に努めています。
平安女学院大学のキャンパス一覧
京都(京都府京都市)
高槻(大阪府高槻市)
平安女学院大学の学部学科一覧
・国際観光学部
国際観光学科
└観光・京都学コース
└ホスピタリティ・ビジネスコース
└外国語特修コース
子ども教育学部
子ども教育学科
└子ども保育コース
└子ども教育コース
└子ども心理コース
平安女学院大学の体育会一覧
・日本舞踊部
・ダンス部