花園大学について
花園大学は、京都市に本部を置く日本の私立大学であり、臨済宗立の仏教系大学です。禅を中心とした教育・研究を続けており、文学部・社会福祉学部を擁する文系大学として、多数の仏教者・社会福祉実践者・研究者を輩出しています。また、花園大学国際禅学研究所で世界をリードする禅研究を行い、文学部や社会福祉学部では、外に向かって積極的な教育を行っています。花園大学の経営母体である学校法人花園学園は、臨済宗妙心寺派の創設であり、同学園理事長は妙心寺派宗務総長の兼務を務めています。2015年には、学長についての規定が変更され、各僧堂の師家が交代で務めることはなくなりました。さらに、花園大学は2014年に全学カリキュラム「CDC」を「基礎教育科目」へ名称変更し、アカデミックスキル、コミュニケーションスキル、キャリア教育などに力を入れています。
花園大学の歴史
花園学院高等部が臨済宗大学に改称され、その後、臨済学院専門学校、花園大学に昇格し、仏教学部仏教学科を設置しました。その後、仏教福祉学科、文学部(仏教学科・社会福祉学科・史学科・国文学科)、社会福祉学部社会福祉学科などを設置しました。また、大学院文学研究科、大学院社会福祉学研究科を設立しました。2008年には文学部の学科名が一部変更され、新しい学科が追加されました。2009年には児童福祉学科が新設され、2011年にはタイのマハーチュラロンコーン大学と学術交流協定を結びました。その後、いくつかの学科名が変更され、文化遺産学科・創造表現学科の募集が停止されました。2019年には、社会福祉学部児童福祉学科を改組して発達教育学部発達教育学科を設置する構想が進められましたが、実現しなかったようです。
花園大学の教育方針
花園大学は禅的仏教精神による人格の陶冶を目的としており、自立性・自律性を養成することを重視しています。学生が自己肯定感を持てるよう、個別の学生支援や教育支援を行い、日本一面倒見の良い大学を目指しています。学生が自分自身を知り、他者を受け入れ、社会に貢献する人材を育成することがミッションです。坐禅を通じた自己の見つめ方や、自分自身の強みや課題を把握することが大切です。花園大学は、自分の生活も他人の生活も大切にすることを教育し、禅的仏教精神による人格の陶冶を通じて、社会に貢献する人材の育成に力を注いでいます。
花園大学のキャンパス一覧
メイン(京都府京都市)
西小路学舎(京都府京都市)
京北校地(京都府京都市)
花園大学の学部学科一覧
・社会福祉学部
社会福祉学科
臨床心理学科
児童福祉学科
・文学部
仏教学科
日本史学科
日本文学科
花園大学の体育会一覧
・ラグビー部
・硬式野球部
・女子新体操部
・男子新体操部
・女子剣道部
・男子剣道部
・弓道部
・硬式庭球部
・山岳部
・準硬式野球部
・バレーボール部
・バスケットボール部
・少林寺拳法部