国際教養大学について
国際教養大学は、秋田県秋田市にある公立大学で、2004年に創立されました。日本で初めて地方独立行政法人の運営による単科大学として開校され、海外とのコミュニケーション能力を重視したカリキュラムが特徴です。グローバルビジネス課程(経営学)とグローバルスタディズ課程(国際関係論)の専攻を有し、在学生は全国各地から集まっています。留学生も多く、日本人学生と同じ学内の寮やアパートに住んでおり、日本人学生と留学生との距離が近い学風が魅力です。国際教養大学の卒業要件には、最低1年間の海外留学が必須となっており、TOEFL550点およびGPA2.5以上の条件を満たせば自分の好きな時期に留学ができます。外国人教員比率は日本の大学の中では第2位の高さであり、第3代学長にはスリランカ出身のモンテ・カセム氏が就任しています。
国際教養大学の歴史
2004年に公立大学法人第1号として開学した大学では、起業家リーダーシップ研究育成センターや地域環境研究センターを設立し、秋田市にサテライトセンターを開設しました。また、グローバル・スタディズ課程の「中国分野」を「東アジア分野」に拡充し、入学定員を増員しました。2007年には学生宿舎であるグローバルヴィレッジが竣工し、図書館も竣工して入学定員がさらに増員されました。2011年には再び入学定員が増員され、2012年には東アジア調査研究センターが設立されました。2013年には中嶋嶺雄学長が逝去し、鈴木典比古が法人理事長に就任し、能動的学修支援センターが設置されました。2014年にはスーパーグローバル大学創成支援に申請し、スーパーグローバル大学グローバル化牽引型指定校に選ばれました。2015年には地域環境研究センターと東アジア調査研究センターを統合し、アジア地域研究連携機構を設立しました。そして、2021年にはモンテ・カセムが法人理事長に就任し、第3代学長にも就任しました。
国際教養大学の教育方針
国際教養大学は、世界の広範な事象に関する幅広い知識と深い理解、物事の本質を見抜く力や思考力、そして英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力を育成することを使命としています。学生たちは、批判的思考、量的論証、経験的方法、社会科学的視点、人文学的・芸術的視点を学び、地域社会と世界に貢献できるグローバル社会のリーダーたり得るように教育されます。授業は、少人数クラス編成を基本とし、全ての授業を英語で行われます。
国際教養大学のキャンパス一覧
秋田(秋田県秋田市)
国際教養大学の学部学科一覧
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国際教養学学科
国際教養大学の体育会一覧
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