長崎純心大学について
長崎純心大学は、日本の私立大学で、長崎県長崎市にあります。学校法人純心女子学園によって運営されています。学章は、「純心」の「心」の文字を図案化したもので、聖母マリアの心を表しています。学章の4本の線は、純潔、賢明、愛徳、奮発心を象徴しています。
この大学のスクールカラーはブルーです。ブルーは、淑やかな落ち着きと家庭的な暖かさを持った色であり、謙虚さ、率直さ、静かな勇気を表しています。
長崎純心大学の歴史
1934年に長崎純心聖母会が創立されました。1935年には純心女学院が長崎市に創立され、その後純心女学院は長崎純心高等女学校となりました。1937年には新校舎に移転し、純心幼稚園も開設されました。1940年には九州で唯一の純心保母養成所が開設されましたが、1945年の原爆で校舎が焼失しました。その後、大村市で授業が再開されました。1947年には純心中学校が開設され、さらに純心女子専門学校も設立されました。1948年には純心女子高等学校が開校し、1950年には長崎市に復帰しました。その後も、純心女子短期大学や幼稚園の開設、学部や専攻科の増設が行われました。1994年には長崎純心大学が開学し、比較文化学科や現代福祉学科が設置されました。2000年には大学院の博士課程が開設されました。さらに、学部名や学科名の変更、児童保育学科の増設などが行われました。現在、長崎純心大学は男女共学制となっています。長い歴史を持つ純心女子学園は、教育のさまざまな分野で活躍しています。
長崎純心大学の教育方針
長崎純心大学のモットーは「知恵のみちを歩み、人と世界に奉仕する」です。長崎純心大学はこのモットーを大切にし、カトリシズムの建学精神に基づいて活動しています。学術の中心として真理を追求し、広範な知識と深い専門の学芸を教え研究します。長崎純心大学は全人教育を通じて、知的、道徳的、応用的な能力を育み、有能な人材を育成し、地域と世界に貢献することを目指しています。また、人類の平和と文化、福祉の展開にも寄与したいと考えています。
学園の標語は「マリアさま、いやなことは私がよろこんで」という言葉です。これは初代学園長の江角ヤスが学生に語り継いだ教えです。長崎純心大学は、聖母マリアのように神と人々に喜ばれる人間になるために努力します。「知恵」とは、喜ばれるために何をすべきかを見極める力や判断力を指します。喜びは愛の奉仕から生まれます。長崎純心大学は「奉仕」の実践力を持ち、苦労を厭わず選びます。聖母マリアの心に倣って、愛の奉仕を実行する人々となりたいと願っています。これが江角ヤスの純心教育の心、純心スピリットです。
長崎純心大学のキャンパス一覧
三ツ山町（長崎県長崎市）
長崎純心大学の学部学科一覧
・人文学部
福祉心理学科
こども教育保育学科
言語文化情報学科
長崎純心大学の体育会一覧
・弓道部
・硬式テニス部
・ソフトテニス部
・バレーボール部
・軟式野球部
・フットサル部
