京都府立大学について
京都府立大学は、京都市左京区下鴨半木町に本部を置く公立大学で、京都府立農林専門学校と京都府立女子専門学校を母体にしています。京都府立大学には、文学部、公共政策学部、生命環境学部の3学部と、文学研究科、公共政策学研究科、生命環境科学研究科の3研究科があります。下鴨キャンパスには学舎、図書館、附属農場、運動施設が集積しており、精華キャンパスには生命環境学部附属農場や産学公連携研究拠点施設が設置されています。
京都府立大学の歴史
1895年、京都府簡易農学校を愛宕郡大宮村字紫竹大門に設置し、授業を開始しました。その後、校舎を何度か移転し、改称も繰り返しました。1918年には愛宕郡下鴨村へ新築移転した校舎で授業を開始し、1923年には京都府立京都農林学校と改称しました。1927年には京都府立女子専門学校を愛宕郡松ケ崎村に設置し、府立第一高等女子学校の校舎の一部を使用して府立女子専門学校を開校しました。1933年には桂新校舎に移転認可し、「桂女専」として知られるようになりました。1944年には京都府立高等農林学校への昇格認可が下り、同年には京都府立農林専門学校に改称し、1949年には学校教育法に基づき新制大学設置の認可を受け、西京大学として発足しました。1951年には京都府立農林専門学校および京都府立女子専門学校が廃止され、代わりに西京大学女子短期大学部を併設しました。そして、1962年には下鴨の現在地に全学舎を統合し、1970年には文家政学部を文学部と家政学部に分離・独立しました。
京都府立大学の教育方針
京都府立大学は、京都府の知の拠点として、人文・社会・自然の分野にわたる真理を探究し、その成果を福祉の向上、産業振興、文化継承発展、国際社会の調和ある発展に活かすことを目的としています。
学生たちは、総合的な教養教育と体系的な専門教育を受け、豊かな知性と教養、論理的思考力と高度な専門能力を備え、社会への責任感を持ち、地域社会と国際社会の持続可能な発展に貢献できる人材として育成されます。また、研究者たちは、自由な発想と高い倫理性に基づく独創的な研究を展開し、日本及び世界の学界において最高水準の研究を推進するとともに、京都府を中心とする自然・社会・歴史・文化・産業に関する地域研究を総合的に展開します。
京都府立大学は、府民の生涯学習を支援し、地域調査研究活動を進め、地域貢献活動を積極的に展開します。国際交流も活発に展開し、学術・文化の交流を通して、国際社会の相互理解に寄与します。構成員一人ひとりの人権を尊重し、自律的・自発的な探究を保障するとともに、大学自治の精神に基づいて教育、研究、地域貢献及び大学運営への参加を求め、効率的な大学運営を行います。また、大学の活動全般について自主的な点検と評価を行い、第三者による評価を受けて、府民に対する説明責任を果たします。
京都府立大学のキャンパス一覧
下鴨(京都府京都市)
精華(京都府相楽郡)
京都府立大学の学部学科一覧
・文学部
日本・中国文学科
欧米言語文化学科
歴史学科
和食文化学科
・公共政策学部
公共政策学科
福祉社会学科
・生命環境学部
生命分子化学科
農学生命科学科
食保健学科
環境・情報科学科
環境デザイン学科
森林科学科
京都府立大学の体育会一覧
・合気道部
・硬式庭球部
・アメリカンフットボール部
・弓道部
・剣道部
・硬式野球部
・サッカー部
・卓球部
・タッチフットボール部
・軟式庭球部
・バスケットボール部
・バドミントン部
・バレーボール部
・フットサル部
・ボクシング部
・陸上競技部
・洋弓部
・ワンダーフォーゲル部